保険請求

火災保険の請求詐欺?保険金を活用した自宅修理はトラブルに注意

2020年9月27日

近年の台風や地震の発生といった自然災害の増加に伴って、ご自宅や所有物件の損害を被るケースが増えてきました。

これらの自宅修理に関して「損害保険金が使える」といった案内を見聞きしたことはありませんか?

隠すまでもなく、おうちの保険申請.comで提供しているサービスは、まさに冒頭の「火災・地震保険などを活用した保険金請求申請サポートとリフォーム業者のご紹介」です。

あなたが加入されているような各損害保険会社や損保協会も、保険を使った自宅修理に関するトラブルについての注意喚起を行なっています。

では、このサービス自体が悪いものなのでしょうか?
いえ、そんなことは決してありません。

近年での自然災害の発生増加も相まって、保険金の支払額は2007年の142億円から2016年の668億円まで年々増加しており、それだけ保険金の支払いを受給している家庭が増えているのです

今回は、サービスに対しての正しい情報を知るために、実際に消費生活センターや国民生活センターに寄せらせたトラブル事例も参考にしながら、誤った認識が広まることが無い様、ご紹介していきましょう。

火災保険金の申請サポートを詳しく見る

火災保険の申請トラブル事例

ここから主なトラブル事例として、おもな3つをご紹介します。

トラブル1 修理の勧誘後、先に早急な工事をしたが、後日火災保険の適用外となり、高額な工事代金を請求された

トラブル相談において一番多く問題が発生したきっかけとなったのは「突然の自宅訪問による勧誘」が最も多く、全体の相談の約8割にのぼります。

勧誘内容としては、「今すぐ自宅の修理をしないとさらに大変なことになる」、などと不安をあおり早急な修理工事を行わせるものです。

自己負担がない、と言われていたので業者による工事後、加入している保険会社へ保険申請をしたものの、工事内容自体が保険の支払い対象外と判断され、訪問業者から高額な工事代金を請求される、という詐欺ケースとなっています。

トラブル2 契約書がなく、代金などの取り決めの証拠がないため、言った言わないが問題に

トラブル事例1同様、自宅などの訪問勧誘時に「契約書などはあとでもってくる」として、こちらも早急な修理工事をあおるケースです。

言われるがまま手続きを進めていたが、途中で工事のキャンセルをしたくなったため、業者にその旨を伝えると、キャンセル代として実費が発生することを告げられる、というものです。

手元に契約書がないため、言った言わないのトラブルに発展してしまいます。

トラブル3 成功報酬をうたう業者に受給保険金の一部を支払い、損害保険金による工事は行なわなかった。翌年、再度被災したので保険を申請したが、修復履歴が残っていなかったために却下

こちらは成功報酬をうたう業者に保険金申請ポートを依頼したことがきっかけのケースです。

火災保険の申請を行ない、実際に保険金が受給されるまでは費用が掛かりませんが、これらの業者では保険金を使った工事を実施するのではなく、金銭の折半をお客様と業者の間で行うことを目的としています。

実際には工事を行わずに自宅を直さないわけです。

このケースで問題となるのは、損害保険申請はあくまでも工事見積りを添えて保険会社へ提出するものであり、保険会社も支給した損害保険金を使って被災箇所の修復をするものだと想定していることです。

その後、実際に自然災害による被害を受けたために、再度保険申請をしたものの、当初申請していた箇所の修復が確認できていないため、保険会社からは該当箇所の被害適用が却下されてしまう、という問題が起こります。

参考

「保険金を使って住宅を修理しませんか」がきっかけでトラブルに!-高齢者からの相談が増加しています- | 独立行政法人国民生活センター

火災保険金を使った自宅修理でトラブルで合わないために

いかがでしょうか?

保険金の申請は必要だとしても、このような業者につかまらないため、ご自身でトラブルにならないように身を守る方法はあるのでしょうか。

以下の3点をしっかりと確認して正しく火災保険の申請を活用しましょう。

1 金銭の折半を目的とした成功報酬型業者を避ける

手元にお金が残るため、一時は良くても、のちのち実際に被害にあった際に後悔してしまう可能性が高いです。

損害保険金は申請した箇所の修理に使いましょう。

2 契約書を用意してくれる業者を選ぶ

サービスの契約書を締結することは気持ちが悪いことでしょうか?

契約内容は事前に確認をし、納得のうえでサービスを利用されることをおすすめします。

世の中のどのようなサービスでも、利用規約の提示や契約書の取り交わしが行われないもののほうが誠実ではないと考えましょう。

こちらもいざというときの証拠になるものです。

3 保険金の受給前に工事を実施する業者を選ばない

もともと実費で修理をするのなら問題ありません。

火災保険を活用した修理をうたう業者である場合、保険金の給付前に工事が行われることがないかを確認しましょう。

このような確認を行うことで、頼りにしていた保険金が支払われず、泣く泣く実費での修理に応じることを防げます。

当サービスについて

おうちの保険申請.comの火災保険申請サポートは「実地調査・申請サポートが完全無料」です。

私たちはお客様が損害保険金を実際に受給され、その保険金額を利用して工事を依頼された場合にのみ、弊社提携工事業者から一部を成果報酬としていただいております。

そのため、私たちがお客様からいただく費用は一切ありません。

無料実地調査を行なったところ保険の請求申請できる破損箇所がない、あるいは申請してみたけれど保険金が下りなかった場合でも、調査費用・交通費・申請サポート費用等を一切いただきませんのでご安心ください。

また、保険金が減額・不支給となった場合でも、事前に工事を行なうこともございません。

まずはお気軽にお問い合わせください。

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持ち家に対する火災・地震保険の加入者が利用できる損害保険金の申請サポートサービスを提供しています。自然災害を含めた被災の申請期限は被害にあってから3年以内が目安です。保険金請求の権利があることを一人でも多くの方に知っていただけるよう活動しています。

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